2015年9月19日土曜日

強行採決ゼッタイ反対!国会前で江里昭彦に会った・・・




今朝は、小雨がちだった昨夜とは打って変わって、青空が広がっている。
たまたま先日の旧友の誘いで再び、戦争法案廃案!強行採決ゼッタイ反対!の国会前に、勤務が終わってから出かけて行った。
勤務での建物巡回の歩数と合わせると万歩計は帰路1万5000歩になっていた。
でも、思いがけないことがいくつかあった。
なかでも最大の感激は、山口県宇部市から来た江里昭彦に会ったことだ。
愚生が、国会前のステージ近くから帰りはじめてしばらくしたら、愚生の名を呼んだ者が居た。
なんと江里昭彦ではないか。彼の一声は「こんなにたくさんの人のなかでよく会えたね!」(主催者発表4万人超)。
思わず硬い握手をして、久しぶりだなあ!と抱き合わんばかりで、写真をとってもいいか、というと、いいと言う。近くにいたご婦人から、一緒に撮ってあげましょうと声がかかった。夜だったので、少しぼけたが、よい記念になった(江里昭彦は8・30にも国会前に来たという)。
愚生らの70年安保闘争時ともっとも違うのは、女性の参加者が圧倒的に多いということ。熱い高齢者層、赤ちゃんを背負い、子どもの手を引いているヤンママ、そしてシュプレヒコールではなく、若者主体のコールがラップ調で、音楽的リズムに乗り、ある種のハイテンションを創り出していること、そして、非暴力直接行動を原理としているということだろうか。


                                                                  江里昭彦と・・↑
                       
江里昭彦は、上野ちづこ(千鶴子)とともに「京大俳句」の最後の編集長を務めた。
のちに愚生と共に「未定」創刊同人。現在は「鬣」の同人でかつ、「ジャム・セッション」という個人誌を出している。確か今月号の「俳句四季」に作品16句が掲載されていた(先日、府中啓文堂で立ち読みした)。
彼の若き日の句を以下に(『ラディカル・マザー・コンプレックス』)。

   触れ合って脚動かさずバリケイド      昭彦
   母を恕さむ 冬の樹立の〈律〉正し
   国旗まで垂らし真夏の義足店
   波波波波波あ首波波
   では、後から前から三菱銀行遊び
   コミュニズム水で割ったらイタリアン
   二枚舌だからどこでも舐めてあげる

で、愚生を集会に誘ってくれた旧友は、帰りに愚生の持病についての録画DVDをくれて体を大事にと言ってくれたのだった。




         

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